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| ★2001.08.31 |
・・・・・ 便秘しらず ・・・・・ |
便秘の話といっても僕の場合は、過去に便秘になったことはありません。毎朝確実でるし、就業中にも確実にでる、そして夜家に帰ってきてからもでる・・・・・という感じで、1日に確実に2〜3回はでるのである。
今日は就業中のトイレについての話です。僕が働いているところは、築40数年は誇ろうかというほどのビジネス街ではまれな古いビルです。10数年前に古くて効かないクーラーが導入され、クーラー+扇風機の組み合わせでないと夏も過ごせないくらい旧式な設備が整っています。当然トイレも薄暗くて古いのである。ですから、とても気分良くンコする気分にはなれません。
そのため、どうするかといいますと、隣のビルのトイレを借りてしまうのです。隣のビルは築数年で、ご近所で一番新しい9階建てのビルです。おまけに1階には、陶器メーカーのTOTOさんが入居しているためなのかはしりませんが、トイレはすべて最新式のものが設置してあります。それに、明るくて綺麗とくれば、もう何も言うことはありません。
ここが僕の秘密の基地として利用されるのは、当然のことでしょう。特に1階のトイレは最新の設備になっているようです。トイレに入ってしゃがむと自然と換気扇が廻りだします。当然ビデとウォシュレット機能が付いており、ウォシュレットはムーブ・マッサージ機能付き、放水角度の調節、放水量の調節、乾燥などなど・・・・・さまざまな機能を備えています。おまけにビデのスイッチの所には「ここを押すと危険です」という落書きもまでも書かれています。きっと誰か押したんでしょうね。僕も一度押してみようかなぁーとも思うのですが、まだ試したことはありません。
水でンコを押し流すのも、真っ直ぐ水で押し流すのではなく、横から水がでて渦を巻くようにして流すという最新版であります。
残念ながら、この最新版の機能を備えたものは、男性用トイレには一つしかありません。ですから、時には使用中の場合もあります。こんな時には、2〜9階に行って、そこのトイレを利用します。2〜9階のトイレは、入居しているさまざまな企業のトイレですが、そんなことはおかまいなしに、勝手に利用させていただいております。
4月に今の職場に来てから5ヶ月が経ちますが、今ではそのビルの警備員さんからも「こんにちはー」と声をかけられるようになってしまい・・・・・少しうしろめたい気にもなってます。
本日の写真アカネズミでいす・・・・・ただの奴を・・・・・・・・ |
| ★2001.08.30 |
・・・・・ 畏敬の念・W ・・・・・ |
本日の写真は、同じ林の中で見つけた巨大なアカマツの鱗片です。正式にはなんというかよく知りませんが、いわゆるアカマツの樹皮の一部です。アカマツの樹皮の表面にできるカメの甲羅(魚の鱗)みたいな奴です。アカマツにもさまざまな特質があって、この鱗状のものが小さいものから大きなものまであります。また、岩石性と言って、ゴツゴツしたものから、綺麗なものまでさまざまなものがあります。また、鱗片の大小と組み合わせるとものすごくたくさんのタイプが見られます。生育する地域によってもいろいろなタイプに分けられると言っても過言ではありません。三陸のアカマツ・北陸のアカマツ・信州のアカマツ・瀬戸内のアカマツ・・・・・すべて違います。慣れてくると樹皮を見るだけで識別もできるようになります。例えば、三陸のアカマツは樹皮に赤みがあり葉も薄い緑で、北陸のアカマツは樹皮は黒っぽくて、葉も他よりは太く緑が濃いとか・・・・
見慣れている信州のアカマツでは、北部のアカマツは樹皮の赤みは強いが、葉は少し太く長め、南部のアカマツは樹皮は茶色味があり葉は少し短め・・・・・というように、同じアカマツでも、地域によってさまざまな特徴を有しています。これらは、いわゆる「種の多様性」ということになります。世代更新スピードが遅い植物ですら、このような状況にありますので、1年間に何回も世代更新をしていく昆虫やネズミなどの小動物なんていうのは、ものすごい多様性を有しているだろうということは、調べるまでもなく想像がつきます。
猛禽をはじめ他の動物でも同じです。体の大きなものほど世代更新スピードは遅く、気がつきにくいかもしれませんが、世代更新スピードの速い体の小さなものほど、その変化が目立ちますので、非常に人間の目につきやすいのです。チョウゲンボウ・ツミ・オオタカ・ハヤブサなどが良い例でしょう。
さて、本日の写真の巨大なアカマツの鱗片ですが、長さは約27〜28cm、幅が17〜18cmくらいでした。今まで僕が見たアカマツの鱗片の中では一番巨大なものでした。
この巨大な鱗片を持つアカマツも、昨日の切り株の写真と同じ林の中にありました。ひょっとしたら、このアカマツ林はものすごい遺伝子を持った林ではなかろうかと・・・・・
本日の写真も、両さんに撮っていただいたものです。両さんどうもありがとうございました!
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| ★2001.08.29 |
・・・・・ 畏敬の念・V ・・・・・ |
さて、昨日の問題の回答ですが・・・・・その前に
アカマツなどの針葉樹は、形成層からは発芽しないことになっています。つまり、枝のある下で幹をすっぱり切ってしまった場合には、根から吸収した養分の出所(発芽する場所)がないため、すぐに枯れてしまいます。「芽あたり」といって、発芽することのできる隠れた芽がある場合は、そこから発芽することができるのですが、「芽あたり」がない場合は、即枯れてしまいます。芽あたりがある場所は、若い幹や枝だけに限り、このような古い幹には絶対にないのです。
それに対して、広葉樹は、形成層からじゃんじゃん発芽します。若い幹や枝だけでなく、かなり古い幹からも発芽がすることが知られていますが、樹齢数百年というような木からはなかなか発芽しないようです。やはり、少しは木の活性が残っていなければ無理みたいですね。
針葉樹と広葉樹では、このような生理的な違いもみられます。このような違いも、樹木に営巣する猛禽を知るうえで、何かの役に立つかもです・・・・・
と、いうことで・・・・・回答です
僕がこの切り株を見て驚いたのは、針葉樹なので普通ならばそのまま枯れてしまうはずなんですが、この切り株では、形成層がぐぃっと内側に回り込むほど発達していたからなのです。つまり、切られてすぐに枯死するはずの木が、かなりの間生きていたからなのです。広葉樹でこのように感じになっているのは、よく見かけますが、針葉樹で切ったあとにこれほど形成層が発達したのを見たのは初めてのことです。
切ったあと数ヶ月、ひょっとしたら1年近くは生きていたことでしょう。ものすごい生命力を持った木であることがわかります。恐らくこのような木こそが、数百年も長生きするような木になるはずですが、切られてしまったものは、もう、しかたがありません。
でも、何かもったいないですね。
もっとも、このような木の切り株に畏敬の念を抱くのは、僕だけかもしれませんが・・・・・
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| ★2001.08.28 |
・・・・・ 畏敬の念・U ・・・・・ |
畏敬の念といえば、なんと言ってもスゴイのはこの切り株でしょう。
見てのとおり、ただのアカマツの切り株で、状態から察すると切られてから10〜15年くらいでしょうか。直径は45cmくらいでした。
なぜ、このアカマツの切り株に僕は驚き、畏敬の念を感じるのか?
答は、また書きますので、皆さん考えておいて下さい
(この写真は、一緒に山に登った両さんに撮ってもらったものです) |
| ★2001.08.27 |
・・・・・ 畏敬の念 ・・・・・ |
人間というものは不思議なもので、原初的な自然に接した時に、誰しも原初的な恐怖を感じるものである。一番の代表例が海である。海へ初めて行った者は、誰しもが、わけのわからない恐怖におののくはずである。それは、子供も大人も同じである。子供の時からプールで泳ぎを練習しいくらでも泳げるようになった子供でも、最初に海に連れて行った時などは、皆恐怖を感じます。
富士の樹海や広大な自然林の中に入るときも、まったく同じで、わけのわからない恐怖を感じるはずです。
原初的自然には、それくらいヒトのDNAに訴える『何か』を持っています。何回かその恐怖を感じながら、そして、その恐怖を乗り越えた時に、自然と付き合うことができ始めます。夏になり、子供を海に連れて行くようになってから、最初に受けたその恐怖を、今でも思い出すことがあります。山国育ちの田舎っぺの僕ですが、水泳には自信があり、10kmくらいなら泳げるはずなのに、なぜか海で泳ぐのが怖かったのです。何回か海で泳ぐようになり、そのうち、その恐怖を克服する事ができるようにはなりましたが・・・・・・・・
最初に樹海に分け入った時や、みずしらずの沢を遡った時もそうでした。いまでは、その恐怖も乗り越え、自然と楽しく付き合える(向かい合える)ことができるようになってはいるのですが・・・・・最初の頃は、海に入るのと同じくらい恐怖を感じていました。冷静に考えれば、怖いものなど何もなく、恐怖を感じる事がおかしいはずなんですけど、やっぱり得体の知れない恐怖を感じていたんですねー。昔の人達も、きっと同じように感じていたはずで、自然を『神』と、捉えていたのでしょう。
この恐怖は、理屈ではありません。理屈では怖いものなど何もないのですから・・・・・この恐怖こそが、ひょっとしたら、自然からのメッセージかもしれませんね。そして、それを感じ取る事が、人間の根幹にあるシックスセンスなのかもしれません。
最近、原初的な自然への恐怖を再び感じるようになってきました。それとともに、必死になって生きているさまざまな生物に対しても「畏敬の念」が生まれるようになってきました。これは、何なのだろう?・・・・・ただ、年のせいなのか?・・・・・
本日の写真は、岩にへばりつくようにして生きているサワラの木です。直径約40cmの木で、100年以上生きている事でしょう。双葉を開いた頃には、恐らくこの岩も数mは手前にあったはずですが、道路の建設により削られてしまったのか、自然に崩落したものかわかりませんが、今では、その根も三分の一くらいが、花崗岩の隙間から水を上げているだけです。こういう木を見ていると、畏敬の念を感じざるを得ません。よくよく考えてみると、ただのサワラなんですが・・・・・・・・
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| ★2001.08.26 |
・・・・・ 夏休み最後の日曜 ・・・・・ |
せっかくの休日なんだけど、夏休み最後の日曜日とあれば、家族サービスもしかたがあるまい・・・・・・・・・
朝。昨日の残りご飯(マイタケご飯)をおにぎりにして、川遊びに出発。目的地は、僕のウナギ捕りのフィールドである川である。この川は、30年以上も前から、泳ぎに、魚捕り、魚釣り、ウナギ捕りなどなどに利用させてもらった、僕の好きな川の一つである。今日の目的は、家族サービスとともに、魚を釣り、晩御飯のおかずにする事である。
川へ着くなり、さっそく買ってきたばかりのビールをグーっと飲む。夏の日差しには、なんといってもビールであろう。その後、子供達にはアブラハヤ釣りの準備を・・・・・竿は子供用に2間半を2本用意してきた。お昼頃には、子供達だけでも、40匹前後は釣ったであろうか・・・・・・・・
午後からは、泳ぐ事に・・・・・水着などは用意していないので、当然素っ裸である・・・・・とはいっても、いちおうパンツだけは履いていますが・・・・・
堰堤したの溜まりでアマゴ・ウグイ・アブラハヤ・カジカ・カワヨシノボリなどが泳いでいるのが、確認できました。理由はわかりませんが、カジカは思いのほか少なかったです。川虫も探してみたのだが、いつもよりかなり少ないようです。アユは、1匹も見かけませんでした。
たいしたことはなかったけど、やっぱり台風による増水の影響がでていることがわかります。いわゆるヘドロ状の細かい砂粒などが溜まっているところもなく、河床が洗われているので、コケなどまったく付着していないので、アユがいないのは、当然といえば当然である。はたから見てみれば、たいしたことはなさそうな感じなのだが、潜ってみてみると、いろんなことがわかるのである。やっぱり、川を知るのには、潜らなければお話にならない。
アブラハヤだけでは、夕飯のおかずにならないので、3時頃から、アマゴとウグイを少し釣る事にし、15匹ほど釣ったところで、最後の日曜日はやっと終わりました。家に帰り、最後は、胃内容物の確認を・・・・・アマゴは、小さい川虫とアリ、たくさんの漂流してきた小枝(?)みたいなものが、胃の中にたくさん見られました。やっぱり、台風による増水後で、餌の少ないのがわかります。ウグイも、ほぼ同じような内容物でした。
本日の写真は、一番上が、堰堤下の溜まりで遊ぶ長女と次女です。下の写真は怪我をした足の指です。裸足で遊んでいたら、粘板岩の露岩にいやというほどぶつけてしまい、負傷です。といっても、たした事はないのですが・・・・・・足の指が、全部開くんだぞ!・・・・・いうことと、写真では見にくいのですが、ハードな山登りにより親指・人差し指・中指の爪のそれぞれ半分以上が死んでいます。おまけに、小指の爪は変形してしまったという歴戦の右足です。 |
| ★2001.08.24 |
・・・・・ 海は生きている ・・・・・ |
両さんのカキコに勝手にひとり踊ってしまい、勢いで『海は生きている』というタイトルで今日は書こうと思ったものの、よくよく考えてみたら、僕の生まれ育ち生活しているところは、海のない山梨の盆地のど真ん中。海を見ることも年に20日もあるかないかくらい、おまけに海洋生態系など、まったくの無知ではありますが、少し思った事を書いてみます。
さっそく右の写真を見てみると、特に何の変哲もない砂浜で戯れている何の変哲もない子供達の様子ですが、注目していただきたいところは、奥の消波ブロック(テトラポット)である。この消波ブロックまで泳いでいき、少し潜って観察してみると、この消波ブロックの間には、いろいろな小魚や幼魚が泳ぎ、さまざま海藻が生えていたり、イソギンチャクやらカニがいたり、岩牡蠣をはじめとする多種類の貝も生息していて、ここだけを見ていると、非常に多様性のある環境と言う事ができるだろうし、実際に驚くほど多種類の生物が、この消波ブロック周りには棲んでいます。
僕は、こいつ(消波ブロック)が曲者の一つだと思っているのです。このようなことなど、あまり伝え聞く事ではありません。注目されているのは、海岸線の直接的な破壊行為だけは注目されていても、消波ブロックの事など、あまり問題にされていないような気がします(山国におりますので、海国の情報はよくわからないだけかもしれませんが・・・・・)。
以前、南三陸の海岸線を走ると、僕のお気に入りのビーチがあり、そこは、一昨年前までは、20cm前後の黒っぽく、波に洗われ角がとれた丸っこい石が、波の打ち寄せるのにあわせカラン・コロン・・・・と、心地よい音色を聞かせてくれる海岸であった。当然、すぐ近くの山には僕の大好きなイヌワシが棲んでいることは、言うまでもない。
ところが、昨年の7月に訪れた時には、延々累々とあった丸くて黒い石が、全然ないのである。砂などは一粒もない石ころだらけのところが、砂浜のビーチに換わっていたのである。なくなってしまった石の量たるや半端ではなく、とうてい人力などで動かせるものではありません。ふと見ると、波が打ち寄せる海岸線の70〜80m先には、無数の消波ブロックの壁ができているではありませんか。
どうしても気になり、漁港へ行き、近くの漁師さんに尋ねると、「消波ブロックと防潮堤の建設により、すっかり潮の流れが変わってしまい、砂浜が石の浜に、石の浜が砂浜になんてところは、たくさんある。ただ、海水浴場だけは、砂がなくなると困るから、念入りに設計をして砂がなくならないようにしてあるんだとさ。おかげで、魚の着く場所もだいぶ変わってしまったようだ・・・・・」と、いうようなことを言っていた。
日本の自然海岸線の破壊が伝えられ久しいですが、これは、あくまでも海岸線の直接的な破壊行為だけを非難するものが多かったと思うが、誰もがあまり注目をしない、この消波ブロックや防潮堤の方が、沿岸生態系を大きく変化させているのではないのか・・・・・と、思っている。
下の写真は、左奥に見えるのが福井県の美浜原子力発電所である。こんなところにも、砂止め(?)の消波ブロックがあります。う〜ん、どこかで見たことのアングルだ・・・・・と、記憶のある方は、なかなか凄いかもしれない。この写真は、オマケであるとともに、パクリなのである。 |
| ★2001.08.23 |
・・・・・ 雑 感 ・・・・・ |
この雑感は、実は晩酌をしながら書いております。
仕事から帰ってきて、他の家族は食事を、僕はビールを飲みながら夕食が始まるのですが、子供達の食事が終わると、そろそろ書いてみよううか・・・・・いうような感じで書き始めますので、この晩酌時にふと思いついたことを書いているだけで、ここに書いてある内容については、特に検証していることなど無く、ダラダラと思いついていることを書いているだけなので、ここに書いてあることの中には、時には間違ったこともあるかもしれませんので、ご注意下さい(笑)。
また、ほとんどヨッパ状態で書くときもしばしばありますので、誤字・脱字などあたりまえ、文章もただ下手だけでなく、前後の脈絡もまったく無いときなどもでてきます。しかも、推敲することもありませんので、そのままアップしてしまいます。ですから、どのようなものがアップされているのかも、自分では恥ずかしくてあまり見ることができませんので、ひどい内容になっているときもありますが、そんなときはご容赦下さい。
写真も仕事が休みのときに撮っておいたものを使ったりするもので、ほとんどが内容と脈絡がなかったりします。時には使う写真を決めて、その写真から書き出すときもあったり・・・・・つまり、毎回が、出たとこ勝負みたいな感じなもので、猛禽どころか自然一般以外のことが、中心になっていたりしますが、暇な人はこれからも読んで下さい。
人間なんて不思議なもの(僕だけかもしれませんが・・・)で、昼間、仕事で外にでているときなどに、面白いモノや事象を見かけると・・・・よし!。今日はこれについて書いてやろう!・・・・と、思うのですが、家に帰って一杯飲んでいると、すぐに忘れてしまい、思い出すことすらできません・・・・なんと情けないことか、と毎日思っているのですが・・・・これも、まぁしかたがありません。
本日の写真は、田んぼの中の石像です。いったいこれは何なんでしょうか?
廻りには、すべて稲が植えられており、そこにポツンと石像が建っております。その石像も胸から上の胸像なのです。田んぼの持ち主が趣味(?)で、建てたモノなのか、はたまた信仰のために建てたモノなのか・・・・・しかも、首から下には竹で何かの細工が施されているし・・・・・ |
| ★2001.08.22 |
・・・・・ 台風一過 ・・・・・ |
台風が通り過ぎて思い出すのは、なんといっても『鯉獲り』である。
家の近くの小さな川の1kmほど上流には、鯉やナマズなどがたくさん棲んでいる池があり、台風などの大水による増水ととも流れ出してきた鯉やナマズを、橋の上で待ちかまえていて、網ですくい取るのである。1時間もやっていると、バケツ1杯の鯉やナマズなどをすくい取るのは、いとも簡単にでき、台風一過の翌日の日課のようなものであった。最近では、その池の排出口には立派な檻みたいなものが出来上がり、もう鯉やナマズなどは流れてこなくなって久しい。
今回の台風は、太平洋沿岸をゆっくりと東北東へ進路を進めていったようで、テレビでは延々と台風の状況が伝えられていました。何よりも驚いたのは、静岡県の安倍川の状況を中継しているシーンでした。500mもある川幅のところを、警戒水位を越える3mの深さで濁流が流れている様子でした。
わずか数日前にここを通ったときには、水など一滴も流れていなかったところが、こんなになってしまうのかという驚きでした。自然の力というものは凄いもんだなー・・・ということを、まさに実感しました。そして、重要なことは、このような台風や豪雨がもたらすことは、人間に対しては、すぐに悪であるということではなく、『自然に多くの恵みを与えている』ということである。例えば、大量の養分豊富な土砂を流し出し、平野部などに肥沃な土地を形成しますが、今では、その下流部はすべてが人間の住処になってしまい、自然の恩恵が受けられる事はできなくなっています。
しかし、水辺の生態系には大きな恵みをもたらしていることは間違いありません。日本中の河川の上流部に多目的ダムが建設され、いわゆる『土砂』の流下量が減ったために起こる河床の安定化ではないかと考えています。つまり、ダムにより流量が制限されたり、上流から運ばれるべき土砂が少ないため、特にダム直下から中流域にかけての河床の均一化が目立つような気がします。砂地や小砂利がほとんどなくなってしまい、小石〜大石により中流部の河床が形成されるようになり。砂・砂利地を好む水生生物や魚類達、また、このような環境で産卵をする魚類などが、河川の中流部域で減少しているような気がします。
アメリカのダムでは、ダムの土砂の人口排出を始めました。その結果、ダムの下流部に棲む生物の種数・個体数とも増加し、河川生態系の保護・保全のために必要であるという結論に達し、今では、毎年継続して土砂の人口排出が行われています。
つまり、豪雨や台風というのも、 肥沃な土砂を下流へ運んだり、水生生物や淡水魚類に必要な土砂を下流域に押し出すという役目があるのです。当然のことながら、海にも何らかの影響を与えている事は間違いありません。
本日の写真は、4日前の安倍川の様子です。ここは、第2東名高速道路の予定地で、すでに橋脚の建設がはじまっています。ごらんのとおり1滴の水も流れておりません。 |
| ★2001.08.21 |
・・・・・ オオムラサキ ・・・・・ |
今日の写真は、ニンニさんのリクエストにお答えしてオオムラサキです。
この蝶は、国蝶としても有名な蝶です。食草はエノキや北海道ではエゾエノキで、7〜8月頃に産卵します。そのため、食草の多い沢沿いや池沼の周囲などに大量に発生します。そして、成蝶が吸密をするクヌギやコナラ、腐敗果実の多いところがオオムラサキの個体数が多いところとなります。ですから、日野春などは有名かもしれませんが、実際に個体数が多いところは、他にたくさんあるんですねー・・・・・
そして、この幼虫は、それらのエノキの葉を食べてスクスクと育っていきます。12月くらいになると、緑色をしていた幼虫はだんだんと茶色に変わっていき、葉の落葉とともに木を降りて、根元付近の落ち葉の裏で冬越を始めます。4月くらいになると、幼虫は食草に登り始めまう。葉が展葉し始めると、それまで幹にじっとしていた幼虫は脱皮し再び緑色になります。ここから猛烈に食草の葉を食べ始め終令幼虫(確か6令くらいかな・・・・)となり、6月頃に蛹となります。蛹は6月中旬頃から羽化を始め、成蝶となって雑木林の周辺で生活を始めます。この成蝶は、クヌギ・コナラ・ミズナラなどの樹液を吸蜜したり、モモ・ブドウ・スモモなどの果実、時にはお盆などにお墓に供えられた果実などで吸蜜する姿を見ることができます。
写真の個体はオスで、メスはこれより少し大きくて、力強い感じがします。この蝶を捕まえてみるとわかるのですが、とにかく羽が厚いのである。そして力を入れて曲げていくと、突然パキッと折れるほど厚いです(真似はあまりしないように・・・・・)。
この蝶で驚かされるのは、なんといっても小鳥にモビング(攻撃かな?)する事でしょう。今までに、スズメ・メジロ・シジュウカラなどに対してモビングするのを見たことがあります。メジロやシジュウカラなどを追う時(モビング)は、林の中を追うので、それほど長くはありませんが、スズメなどを追う時には、100m以上も追いかけていく姿を観察したことがあります。
もう一つの特徴は、滑空(グライディング:羽を伸ばしたまま滑翔)することでしょう。普通、羽の厚さが薄い蝶は、滑空することができないはずで、いわゆるパタパタと羽を羽ばたきながら飛翔しますが、この蝶はパタパタと羽ばたき、そのあとスィーという感じで滑空します。これなども「優雅」というよりも、「力強さ」を感じるさせる一因であります。 |
| ★2001.08.20 |
・・・・・ アサギマダラ ・・・・・ |
とりあえず僕のデリカ号は、本日何とか救出に成功し、メーカーからの部品待ち状態と相成りました。これで、週末には何とか出かけられそうです。ふぅー・・・・・上野モータースさん!・・ありがとうございます。あんな遠くまで取りに行っていただきまして、本当に感謝感謝です。台風が来ると、ほぼ確実に土砂崩れで取りにいけなくなるところなので、心配をしていたのですが・・・・・・ほっと、一安心です。
さて、本日の写真は、ヒヨドリバナで吸蜜をするアサギマダラです。初めてこの蝶を見た時には、その美しさに驚いたのですが、旅をする蝶という事を知り、さらに驚かされたものです。
昨日、「新田黄金の湯」で温泉を楽しんだ後、安部峠の手前で黒いネットを持っている一人のオジサンがいました。こんな時期に何を捕っているんだろうと思った僕は、しばらく様子を見ていたのだが、いろいろな蝶が飛んでいるのに、まったく興味を見せない素振りのオジサンが気になり声をかけてみたところ、アサギマダラのマーキングをしているということでした。このオジサンは白い静岡ナンバーの軽自動車で、こんなところまでやって来ていたのです。しかも、ただアサギマダラのマーキングのためだけに・・・・・・すごい人もいるものですねー
このオジサンの言うのには、この付近は少し開けていて明るいし、吸蜜植物のヒヨドリバナがたくさんあるので、アサギマダラのポイントであるという事であった。なるほど!・・・・また一つ勉強をさせていただきました。オジサンに教えられた後、アサギマダラが飛んでいると、どうしても気になってしまい、しばらく姿を追う事にして観ていたら、なるほど、なるほど、ほとんどの個体がヒヨドリバナで吸蜜していました。なかなか面白いものです。数ある花の中で、なぜ、このヒヨドリバナなんでしょうか。色か香りか大きさか・・・・・もっと違う要素なのか、はたまた複合的な要素で吸密に訪れるのか、知っている方がいたら教えていただきたいものです。 |
| ★2001.08.19 |
・・・・・ またもや ・・・・・ |
またもや、僕のデリカ君は山で寝ることになってしまいました。
昨晩、静岡へ泊まり、今日は安部峠を経由して甲府へ帰ってくるつもりが、峠の頂上付近で、うんともすんともいわない状態になってしまいました。
朝、静岡のホテルを出て、梅が島温泉で一風呂浴び、山を楽しんで帰ろうという予定であったのだが、梅が島温泉街の手前で「新田黄金の湯」という場所を発見。さっそく、ここで一風呂。「黄金の湯」というくらいだから、黄金色の湯色を想像していたのですが、普通の無色透明、若干湯の華がある普通の温泉でした。しかも、何でこんなところが混むの?・・・・・と、いうくらいの大盛況の温泉でした。最盛期には、露天風呂など順番待ち状態。ちなみに、入浴料は500円でした。
その後、安部峠付近の森を少し散策し、山梨側に少し・・・・・富士山の写真ポイント付近で少しデジカメ撮影をして、少し下にある秘密の木を見て帰ろう・・・・・と、思い、車に乗り込んだのだが、なんと、エンジンがうんともすんともいわないのである・・・・・えっ!!
しばらく、あれこれからかったのだが、全然ダメ。ひょっとしたら、バッテリー上がりかとも思い、通りすがりの車にバッテリーを繋いでチャレンジするも、これもダメ。たぶんセルの故障か、タイミングベルトが切れたのではないかと思う。まあ、しょうがない。デリカ君には淋しいかもしれないけど、ここでしばらく寝てもらおうと決め、さっそく救助の手配をしました。まずは無線で仲間に連絡するも、当然こんな近くには仲間は来ていませんでしたので、誰とも連絡が取れず・・・・・でした。恐る恐る携帯を取り出したら、なんとか通話圏内であったが、電池容量がほとんどなし・・・・・・しかも、ここから国道までは歩けば4時間以上はかかるような山の中。慎重に人選をし、そーっと通話時間を気にしながら電話をすると、無事繋がり、救助に来てくれるという一言。あ〜・・・・・これで助かった。
本日の写真は、1枚目は、ここでお休みのデリカ君。いつ救出にいけることやら・・・・・・
2枚目の写真は、救助を待つまでの1時間40分を、ただ待っていてもしょうがないので、少しずつ山を降りてきたのだが、あまりにバカバカしくなって途中で少し寝てしまいました。なぜか、持っていたバックの中には、2本の缶ビールが入っていたので、少しヌル目のビールを飲んで、道路脇で一眠りの僕です。
3枚目の写真は、救助に来てくれたSさんのレオーネ号です。ごく普通の車ですけれど、僕には「神の化身」のように見えました。しかも、Sさんは、左手の指を怪我をしているのにもかかわらず、自ら運転をして駆けつけてくれました。
本当に感謝・感謝でした・・・・・・ありがとう! |
| ★2001.08.17 |
・・・・・ 不思議といえば不思議 ・・・・・ |
睡蓮と朝顔。共通点はただ二つ。夏に咲くことと、朝咲き出し、夕方には閉じてしまうことです。
僕的には、もう一点あり、大好きな夏の花達です。
なんと不思議な花達でしょうか?・・・・・理由はよくわかりません。調べようかなとも思いましたが、面倒くさいため、やめました。
睡蓮はナイル川に広大な自生地があることで有名です。地元では、『ナイルの花嫁』と呼ばれ、清楚な美しさを讃えられているそうです。また、モネが自宅の庭の池に移植し、愛した事でも知られています。
かたや、朝顔ですが、古くは千利休と豊臣秀吉の逸話に登場するくらい古くから、日本人に愛されていた花の一つです。江戸時代に入ると園芸マニアに愛され、数々の品種改良が行われ、今でも栽培を続けられているような、まさに庶民の花の一つです。園芸史上、恐らく世界で最多の品種が作出された種類でしょう。無銘のものまで含めると、数万〜数十万の品種が作られているのではないでしょうか?
遺伝子を確実に伝えるということでも知られ、メンデルの遺伝の法則を学ぶために、小学校の時に勉強させられたような記憶があります。
日本で交配により品種改良をされたもので、いちばん有名なのは、なんといってもソメイヨシノザクラではないでしょうか。 これは、江戸の末期頃に作出されたようです。江戸時代中期までは、「花」といえば、なんといっても『梅』でした。この梅に関しても、江戸時代までにたくさんの品種が作出され、千数百種類にものぼります。江戸末期からもてはやされだしたのが『桜』です。これは、江戸末期から現在にかけていろいろな品種が作出され続けています。これも千数百はあることでしょう。
草本類では、なんといっても『菊』が有名です。秋になると、あちこちで菊花展が開催され、根強い人気を誇っている花です。この花は、一般的には葬祭の必需品というような花で知られていますが、不思議と愛好者の多い花です。なんででしょうかねー?
本日の写真は、左上がそろそ寝そうな睡蓮の花達で、右の写真が、寝ている(?)朝顔の写真です。こいう花達もあるから、植物もオモロイんです。 |
| ★2001.08.16 |
・・・・・ 蝶の北上ー2 ・・・・・ |
蝶が北上している事実を見ていると、これからおこるかもしれない、さまざまなことが想像されます。一番恐ろしいのは、いままで熱帯・亜熱帯でしか感染しなかったさまざま感染症などの病気の発生でしょう。
まず一番に考えられるのがマラリアでしょう。この病気は、ご承知のとおりハマダラカという蚊が媒介する感染症で、4種類ほどが知られ、世界中の熱帯・亜熱帯地域に広く蔓延している病気です。世界中で年間200万人前後の死者を出しているちょっと恐ろしい病気です。現在は日本にこの蚊はいないようですが、いままでみたいに農林水産物だけでなく、家具や衣類を始めとしたさまざまな製品がじゃんじゃん輸入されるようになった現在では、家具などの大型商品を梱包するときに数匹の蚊が入り込んだり、空港で飛行機に紛れ込んだり、船で運ばれたりとかするなどは、十分考えられるケースでしたし、当然、今までもかなりのハマダラカが持ち込まれていたことは想像に難くありません。
しかし、いままでは、越冬もできず繁殖もできない環境にあった日本が、温暖化に伴い日本でも彼らが繁殖できるような環境ができつつあることを考えると、ちょっと将来が心配になります。
これは、マラリアを媒介するハマダラカだけではなく、他の感染症や風土病などもこの範疇に入ってくることと思われます。特に昆虫が媒介する感染症だけでなく、食品や水を通して感染する感染症の菌も死滅せずに越冬や繁殖できる可能性もでてきます。こちらのほうが、すこぶるヤバイのではないかな?コレラやチフスなんてのが、当たり前の疾病になるかもしれませんね。ああ、恐ろしやです。
本日の写真は、タニシ(ツボ)です。いままだに万という数以上のタニシを見てきましたが、その中で最大の大きさを誇るものでした。捕まえた後、家に持ち帰り飼育をしようと思ったのですが、やめて元のところに返してやりました。しかしでっかい奴でした、7〜8年以上は生きているかもしれません(この貝そんなに寿命があるかどうか知りませんが・・・・・) |
| ★2001.08.15 |
・・・・・ 蝶の北上ー1 ・・・・・ |
最近、日本列島の温暖化に伴いさまざまな蝶の北上が伝えられています。先日もテレビでナガサキアゲハの北上が取り上げられていました。
山梨県内においても、20年ほど前までは確認されていなかったクロコノマチョウやツマグロヒョウモンなどは、すでに土着しており、普通に見られる種となってきました。他にも数種類は飛来が確認されているのですが、越冬できないため、土着するまでには至ってないようです。このまま温暖化が進めば土着する種が増えていくだろうということは、容易に想像がつきます。
蝶などは、目立つ昆虫であり、観察者も多いことからたくさんの確認例が増えているのですが、実際の自然界では、かなりの種類の昆虫が北上していることは、まず間違いないでしょう。クマネズミやドブネズミ、ゴキブリやアメリカシロヒトリ、最近では松食い虫で有名になったマツノザイセンチュウなんかも、同じですね。
僕が数年前に甲府市内で初めて聞いたクマゼミもたぶんその一つでしょう。このクマゼミは、なんと、職場で仕事をしながら聞くことができました。甲府駅前から続く市内のメインストリートの街路樹で鳴いていたのです。こんなところで鳴いているくらいだから、恐らく市内各地にも侵入していることだろうということは、容易に想像がつきますが、いまのところ他では確認するには至っていません。ひょっとしたら、トラックにでも張り付いたままわずか1匹だけ運ばれてきたのかもしれませんが・・・そんな可能性はかなり低いのではないかとも思いますが・・・・・
まあ、セミの世代更新など非常に時間がかかりますので、すぐに結果が現れるものではありません。このクマゼミの侵出についても、確定するためには相当な時間を要するとは思いますが、気長に見続けて行くつもりです。
本日の写真は、今回この雑感を書くために協力してくれた虫屋(蝶屋・蛾屋)のYさんです。彼は蝶と最近では、蛾(カトカラ類)に凝っているようで、夏になると子供を連れ夜な夜なあちこちのコンビニで夜間採集をしているようです。今では、子供さんを立派な『獲り子』に育て上げ、仲良く親子で採集を楽しんでいるようです。見かけましたら、『こらぁー!』とやさしくお声をかけてあげて下さい。ところで、こんなところで何を獲っているのでしょうかねー?・・・・・・・・ |
| ★2001.08.14 |
・・・・・ 水の話題ー4 ・・・・・ |
今日は水の話の最終話です。
今も人気のミネラルウォーターについてです。世界一安全な水が豊富な日本でありながら、ミネラルウォーターの使用量もかなり多い日本。おまけに、カナダやフランスから輸入した水を飲んでいるなんて、少し不思議です。
ヨーロッパにおける地下水は、いわゆる炭酸水が多いために飲料には適さず、ヨーロッパでは、しぶしぶ炭酸が含まれていない地域の水を汲み上げて、飲料としています。そして、そのほとんどは、アルプスの水であると聞いています。
カナダの水は、ほぼ日本への輸出専門の水で、ロッキー山脈から汲み上げられています。しかも、ロッキーの山中から汲み上げ陸送→船で横浜までの運賃よりも、横浜=大阪間の運賃の方が高いという不思議な水を買って飲んでいます。原価は30数円程度という事らしく、外国産のミネラルウォーターなどは、運賃を飲んでいるようなものなのでしょうか?・・・・・(ビールは税金を飲んでるだけか)
ところで、水道水とミネラルウォーターの違いとは何でしょう?
詳しく書くと細かな違いがあるのですが、一番大きな差違は、殺菌方法の違いがあります。水道水はご存じ塩素による殺菌に対して、大部分のミネラルウォーターは紫外線殺菌やオゾン殺菌をしており、このような殺菌方法の違いがあります。この殺菌という行為は、おもに大腸菌群を殺菌するために行われており、その塩素濃度も細かく決められています。だいたい0.1ppm程度と記憶しています。そして常に安定して、その濃度で供給されているわけではなく、0.1ppm〜1.3ppm程度で変化しております。表流水水使用の水道などは、季節による変動もかなりみられます。また、使用時間帯による差もかなり多いと聞きます。
この0.1ppmという数値がどれくらいの濃度かというと、プールの塩素濃度基準値が0.4ppmとなっているため、残留塩素濃度が高い時などはプールの水を飲んでいるようなものなんですねー・・・・・だから、臭くて不味いのかもしれません。
かといって塩素濃度を0.05ppm程度に下げた場合には、大腸菌群全てを殺菌することができないそうで、いたしかゆしといったところでしょうか。まあ、塩素自体には人間にそれほど影響があるわけではなく、あってもアトピーくらいなので、大局的に見たらそれもしかたがないことかもしれません。
ですから、サラダなんかが好きな人は、食べようとする野菜を1時間ほど水道水につけておくだけで、付着しているほとんどの雑菌は死滅するため、このような利用方法もお薦めです。
それにしても、こんなにミネラルウォーターが売れているのであれば、水道も思い切って紫外線殺菌などに転換すれば、費用的には今より高くなりますが、ずーっと美味しい水になると思うので、どこかの水道事業でチャレンジしてはいかがかと思うが・・・・・無理な事でしょうか?
ちなみにミネラルウォーターの生産量は山梨県が日本一です。国内生産量の40%以上のシェアを占めており、圧倒的な1位にあり、これもたくさんの山に囲まれているせいかもしれません。甲府市の水道水も先日の読売・ウィークリーでは、美味しい水の日本一に輝きました。2位は新潟市、3位は札幌市だそうでしたが、僕は、やっぱり山の湧き水が一番おいしいくて好きです。たとえ大腸菌なんかがたくさんいても・・・・・
本日の写真は、ある溜池に泳いでいたカワヨシノボリの幼魚です。大きさは1〜2.5cm程度で、じーっと観察していると、小さなプランクトンを食べている事がわかります。僕の好きな寝魚の1種です。 |
| ★2001.08.12 |
・・・・・ 水の話題ー3 ・・・・・ |
3日ほど若狭湾に遊びに行っていたのですが、そちらの様子は、またいつか書きますので、今日は水の話題を続けて・・・です。
さっそく、9日から取水制限・時間断水が、地域によって始まったそうである。8日のニュースステーションでは、東京都の工業用水を含めた水利用の7割前後が、表流水の利用だそうである。東京において無秩序に地下水を取水させれば、東京は地盤沈下するかもしれないから、きっと厳しく制限しているのであろう。
実は、僕が注目しているのは、「地下水」なんです。なんで地下水かというと、飲料水を地下水に依存している都市はたくさんあり、地下水汚染が今まさに現実になってきたからです。有名なところでは千葉県君津市や長野県下諏訪町のトリクロロエチレンなどによる地下水の汚染で、君津市ではそれらを除去する装置を高額な資金を投入して建設したり、下諏訪町では、地下水から表流水への利用に換えようとしている。現存する地下水脈が汚染されていたり、あるいは水量が乏しくなり今以上に掘り下げたり、あるいは違う場所を掘削し直したりなどしている水道事業者もかなりあると聞きます。
いったい『地下水』については、どれくらいの事がわかっているのであろうか?・・・・・どこにどれくらい水脈があり、それはどこからどこに向かって流れているのか?・・・はたして、その現存量はどれくらいあるのか?・・・汚染はされていないかどうか?・・・・誰も知らないし、ほとんど公表もされていないから、利用者も知るすべもありません。地下水なんて、それくらい研究もおざなりになってるし、誰も興味を持たないのが不思議なくらいです。
地下水が汚染されたりした場合には、表流水に頼らなければならないのである。そういう時代がきた時に、すぐに地下水から表流水に変更するのは不可能なので、今から少しずつ山を緑のダムに変える必要があるのである。
本日の写真は、水田に水を引く用水パイプです・・・・・このパイプの中にはメダカが4匹とドジョウが2匹取り残されていました。よくこんな閉鎖された空間で生きているものです。生命力の強さを感じざるを得ません。 |
| ★2001.08.07 |
・・・・・ 水不足の始まりかな ・・・・・ |
今日は久しぶりに涼しく、過ごしやすい天気でした。気温も29.3度ということで、久しぶりに真夏日から開放された1日であった。
雨も、毎日降りそうな感じはするのだが、ほとんど降ってなく、そろそろ表流水を利用している農業用水に、ジワリジワリと影響が出始めているようだ。
本日の写真は、水不足により水が入らず【干からび始めた水田】の写真です。いよいよ水が入らなくなってきた水田がチラホラ出始め、この田んぼなども、4〜5cmのヒビ割れがし始めています。工業用水については、ほとんどが地下水を利用しているため、さほど影響はないと思われるが、飲料水・農業用水・工業用水などを表流水でまかなっている関東平野においては、そろそろ黄信号かもしれません。
日本では、人間や自然が必要とするだけの充分かつ大量の雨が降り、また、それを保水し、適度に供給するとこのできる森林が、かつては日本にはありました。今は、それらの機能を自ら破壊し、ダムに貯水するという手段で、自然に対抗しています。『知恵』の使う方向を少し間違えているのでは・・・・・・とさえ思ってしまいます。
自然災害(天災)なんていうのも、実は自然の持つさまざまな調節機能ではないのか?・・・・・とも思える節があります。日本の代表的な自然災害というと少雨・冷夏による飢饉、火山の噴火に伴う飢饉や災害などが知られています。
飢饉と言うと、享保・天明・天保の大飢饉…これを江戸時代の三大飢饉と言いますが、その中でも天明の大飢饉は有名で、東北の諸藩ではそれぞれ数万から数十万人の餓死者を出したと言われています。この天明の大飢饉は、1782年の冷害によって始まり、翌年の浅間山の大噴火によって深刻な状態となりました。ワラや犬の肉、そして人肉まで食べたという記録も残されています。それほどの大災害でしたが、そのころの日本の首都江戸では、さまざまな文化が興隆しだし、天下泰平の世界最大の都市となりつつある時期でした。そのような中で起こった天災というものは、人間を含めた自然界をいろいろな意味で調節す機能ではなかったのかな・・・・・と
防災の重要性もわからないわけではありませんが、積極的な被災ということも、たまには必要ではないのかな・・・・
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| ★2001.08.05 |
・・・・・ 木の根っこ ・・・・・ |

【山の保水力】の話が出たもので、今日は保水力の話を少し・・・・
左の写真ですが、T字型のものが横になったようなもの?・・・・・・いったい何なんでしょうか?
まあ、見ればわかりますね。台風か強風により、無残にも根こそぎ倒れてしまった木で、樹種は『トウヒ』です。まっすぐ立っているように見えるのが根の部分で、そこから、まっすぐ右に伸びている部分が幹です。幹の直径は約40cmです。
別に倒木など珍しくもなんとも無いのかも知れませんが、ここで注目しなければならない事があります。それは、根の部分の【薄さ】でしょう。昔から針葉樹は浅根性、落葉広葉樹は深根性と言われてきました。その姿を、まざまざと見せ付けれているような風景です。

右の写真は、この倒れた倒木を、根の裏側から撮影した写真です。直根も伸びずに、根が横に張っている様子が良くわかります。こんなに大きな木なのに、根の部分の厚さは、30cm程しかないのが良くわかります。
この写真は、針葉樹の浅根性の特徴をあらわす極端な例です。すべての針葉樹がこのようなわけではありません。その土地の土壌・土質・傾斜・方位・水脈の有無等によって変わってくることは言うまでもありません。
また、針葉樹の樹種の違いによっても、多少の差が出てきます。このような自然倒木風景を見るたびに、その状況を見ているのですが、乾燥地に生育するアカマツなどは、根が深いような気がします。
まあ、そんな事はともかくとして、保水力の話に戻ると
保水能力には、根による保水機能・表土を被覆することによる保水機能・樹木や草の表皮や葉等を利用して貯留する保水機能・呼吸(光合成)における蒸発発散による水分の放散機能などが考えられています。他にもいくつかのメカニズムにより、保水という行為がなされています。保水のメカニズム毎による、保水割合や保水能力の評価については、諸説があり、詳しい事は確定していないようなので、ここでは言及できませんが・・・・・個人的には、落葉広葉樹林が主に持つであろうと考えられる『根による保水能力』が大きいのではないかと考えております。当然のことながら、根に直接水分を貯留するわけではなく、根が深く伸長することによりできる土壌の間隙や団粒化された間隙への保水なのかなと
上の2枚の写真を見ると、針葉樹の根の張り方が、いかに浅く横方向へとしか伸張しないかがわかります。毛根などは下方向へも多少は伸張しているとは思いますが、広葉樹の根の伸長と比べれば、しょせんは、『しれたもの』・・・・かもしれません・・・・・こんなに大きな木でも、保水する事ができる土壌の深さは、本当にわずかである事がわかります。 |
| ★2001.08.02 |
・・・・・ 猛暑の夏 ・・・・・ |
まさに【猛暑】と呼ぶのにふさわしい夏である。猛暑というよりも【酷暑】のほうが、適
切かもしれない。そんな、7月でありました。
甲府地方気象台の発表では、史上2番目に暑い7月だったようで、電力の最大需要量も久々に最高を更新して133万キロWにまで到達したようである。
さて、その内容ですが、次のとおりである。
○平均気温
27.7度
○最高気温の平均
34.6度
○最低気温の平均
23.3度
○降水量
38.5mm
○最高気温
39.7度
○真夏日(最高気温が30度以上の日)
30日間
○酷暑日(最高気温が35度以上の日)
14日間
だそうである。毎日が30度以上。2日に1度は35度以上の酷暑日ということで、信じられないくらいの猛暑というか、酷暑の7月でした。
驚くのは、味わった事の無いくらいの酷暑の状況なのに、これでも史上2番目だそうで・・・・・もっと暑く酷暑の7月があったなんてとても信じられません。
おかげで、甲府の水がめの荒川ダムの水位も写真のとおりである。現在のバックウォーターは、これより少し下流にあります。通常のバックウォーターはこれより200mくらい上流にあり。約600mくらいバックウォーターが後退したことになります。貯水率は約60%というところでしょうか。
このままの少雨・酷暑が続けば、8月の終わりくらいには、このダムから水が無くなるかもしれません。今はダムがあるために、とりあえず水不足にはなっていません。この事象をどのように考えればいいのか?
ダムがあったから、助かっているのか?・・・・・それとも、自然のダムを破壊してしまったから、人工のダムに頼らなければならなかったのか?・・・・・考えていかなければならない事だと思います。
このダム湖の湖底には、2つの集落が沈んでいます。そこの古老の話を聞くと、すぐ近くの岩場では、確実にイヌワシが繁殖をしていたようだし、ここを流れる荒川の水量も、以前の3分の1程度になってしまったそうである。3分の1は大袈裟かもしれないが、半分くらいにはなっているかもしれない。僕の小さいころの記憶でも、以前ははるかに多かった様な記憶がする。小中学生のころ自転車で3時間くらいかけて訪れた地でもある。深い淵では水深が3m以上もあったのだが、今はその半分だし、魚(イワナ・アマゴ)の大きさにしても、半分以下という感じである。
長期予報では、8月も同じような猛暑が続きそうである。このダムを見続けるのには、いい機会かもしれない・・・・・・ |
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